新築木造3階建て狭小歯科医院の住宅に見えない建物の外観外壁デザイン

女性歯科医師先生が新たに土地を購入して、歯科医院建物を新築して開院されました。建物の設計をさせていただきました。

建物の平面計画は、面積を建ぺい率最大・容積率限界まで利用して 最大限に大きくする方針で間取りプランが定められました。

建物高さもは、限界である10メートルを超えない高さまで、北側高度斜線も限界手前まで高くする方針で計画されました。

床面積に計上されないバルコニーを、2階と3階に設けて、各々 室外機置場や物干し、休憩場として利用することになりました。

このような木造3階建の医院建物を、外観だけで「医院診療所」と印象付ける方針となり、外観である外壁材の表現について複数案が検討されました。

いずれも建物の高さを利用して「住宅ではない医院」を視認出来るよう検討されたものでしたが、最終的には 外壁材を縦に縞模様にして、縞模様の外壁には段差を付けて貼り分けて、段差の陰影により立体的にも見えるよう工夫した案が選ばれました。

新築歯科医院デンタルクリニック診療所

貼り分けられた外壁の内側の面にのみ窓は開けられて、外側にランダムな幅の縦縞の外壁材が下から一番上まで伸びた3階建物高さを強調した建物になれました。

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