内科循環器科医院クリニック併用住宅建替えの地盤調査と地盤改良補強工事

湘南大磯の「脇内科」様は 代替わりの時期で、内科循環器科医院住宅の建替えが行われました。設計図がまとまり、工務店様が選ばれて工事が着手されました。

既存建物が解体されて、地鎮祭が行われ、次に地盤調査が行われました。

地盤調査

地盤調査の方式は、SSW＝スウェーデン式サウンディング方式という調査方法です。

 

建物が４号建築物 である場合、確認申請後に地盤調査を行うことが許されています。

その他の建築物は確認申請時に地盤調査結果報告と共に地中基礎の下部の支持地盤への地業の方式を設計した構造設計内容を提出しなければなりません。

４号建築物は確認申請後 一級建築士の責任において実行された地盤調査と、建物が傾かない様にするための地中支持地業（杭工事や地盤改良工事）が定まることが許されています。

この規制緩和のおかげで、地盤調査が工事着工に行えるので、工事契約後に既存建物の解体が可能になります。

もし地盤調査を確認申請の前に行わなければならないとすると、ずっと以前に既存建物は解体されて、地盤調査が行わなければなりません。

地盤改良補強工事

地盤調査結果は、地面直下は軟弱地盤の地層があり、支持地盤面は地面から約３m下部にあることが判明しました。

そこで、鋼管タイプの杭を地面に支持地盤面まで届くように差して、その上に建物基礎を載せることで、建物が傾かない様にする地盤補強工事＝地業工事が行われました。

地盤保証

地盤調査結果により地盤補強工事が行われた場合は、「地盤保証」制度があり、保険に強制加入する仕組みになっています。

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