和風二世帯住宅の数寄屋建築外観屋根形状デザイン

外観を和風の佇まいにデザイン

横浜の和風二世帯住宅の建替えで、ご相談の当初から外観と内装を「和風」の意匠デザインにされたいご希望に、間取りプランがまとまり始めた時、和風外観の検討提案が始まりました。

和風の外観を決定付ける要素として、「屋根」の形があります。同じ間取りプランでも「屋根」をどのように架けるかによって、建物の性格や印象も変わります。

今回はそれぞれ屋根の架け方の違うものを模型を作って提案し、ご家族に選んで頂きました。

屋根の形で変わる印象

  • 片流れ屋根:太陽光発電パネルの広い面積設置やロフト小屋裏収納の確保を考慮して、屋根面積が南側に向かって最大になる屋根として「片流れ屋根」を考えました。
  • 寄棟屋根:左右に広がる二世帯の間取りを強調する水平の屋根が伸びる屋根案を考えました。屋根の勾配も緩く出来、地上からは水平屋根が伸びる外観とすることが出来ました。
  • 切妻屋根:片流れの勾配屋根の印象と、建物壁面を抑える寄棟屋根の良いところを取り入れた切り妻屋根案を考えました。同じ切妻屋根の形でも、各部屋を分節し、屋根の重なりを強調したものと、なるべく分けずに大らかに切妻屋根を架けた案が考えられました。

 ▷関連解説記事 →「和風宅の数寄屋外観屋根デザイン」
         →「和風住宅の外観外装数寄屋意匠デザイン」
         →「和風数寄屋住宅の屋根庇軒先意匠デザイン」
         →「和風数寄屋住宅の樋の無い軒先の屋根雨水排水処理」
         →「和風菓子店舗建物の勾配切妻屋根意匠と本瓦金属板噴き材料」

ご家族の検討の結果、外観の優雅さ、勾配屋根による和風意匠、長大さの印象の解消を鑑みた結果、切妻の屋根が選ばれました。

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