内科循環器科医院クリニックの患者様待合室の受付カウンター

代替わりの内科循環器科医院の建替えのご計画で、設計をさせていただきました。

受付カウンター

患者様は道路からスロープを上がってアプローチし、自動扉を開けて待合室に入ります。

待合室に入った先に受付カウンターがあります。

検査処置室との間に位置しています。

カウンターの形

カウンターは、患者様も受付スタッフも立って対応する高さの部分(1.1メートル)と、患者様の背に合わせたり、手荷物を持っているとき、書面に記入をする際に座って記入する場合を想定して、高さ70センチのカウンターが用意されました。

カウンターの内側はスタッフが椅子に座ってデスク作業が出来る形状で、引き出しが設けられています。

電源コンセント・通信ケーブル

電源コンセントは床の直上にあって、そちらから配線します。デスク板高さまではデスク板に配線用の穴を開けて配線します。

デスク板の上にコンセントがあると、デスク板の上がたこ足配線のコンセントケーブルで煩雑になる傾向があるためです。

カルテ収納

カルテをはじめとする様々な書類は、カウンターの背面の壁面収納に収める方針にされました。

壁面収納は天井高さまであり、

  • 下部を、様々な書類を既製品引き出しを置いて収納する場所
  • 中央部を、開放のカルテ収納棚
  • 天井付近を、扉蓋つきの在庫書類収納

になりました。

カルテ収納棚は、A4クリアファイルが縦位置で収納する方式にされて、かつファイルが倒れないように細かく仕切り板を設置しました。

飛沫防止アクリル板

新型コロナウイルスの感染拡大防止対策で、カウンターにおける飛沫感染防止として、患者様とスタッフの間にアクリル板を設けることにしました。

アクリル板は、

  • 透明で大きな面であること
  • 拭き掃除で 消毒できること
  • 取り外して洗浄消毒でき、取り替えられること
  • 感染状況でないときは、アクリル板を外して開放出来ること

という条件で設計されました。

アクリル板は道具を使わずに取り外しができます。

照明用 浮き板

受付カウンターの照明は、上部に取り付け用の浮板を設けて、浮板を利用してカウンターに向けてダウンライトを設置して カウンターに照明が届くようにしました。

この浮き板は、待合室の全体を照らすスポットライトを設置する場所として、上側にライティングレールが設置されました。

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