休診しないで改装リフォームした歯科医院クリニック併用住宅

既存の診療されている医院を「休院しないで改装したい」ご相談をいただいた、東京成城の山口歯科医院様の改装リフォーム計画です。

休院しないで改装する条件

診療されている医院を休院しないで改装するためには、

  • 他の場所に 新たな医院を造って移転する
  • 一度 仮診療所を既存建物の2階にある住宅の一部分に設けて移転し、既存医院を改装して、戻る

の2つの方法が選択可能でした。

比較検討 家賃と空き場所とX線室

2つの方法について、費用・移転改装期間などを比較検討されました。

他の場所に開院するのは、間取りプランとしては大丈夫とわかりましたが、

  • そちらの家賃が新たに発生すること
  • 空けた既存の医院の場所の将来の利用方法が定まらないこと

がデメリットと分かりました。

他方、仮診療所と既存医院の改装で設けるレントゲンX線室を2箇所造らないとならないことは、費用的に大きな無駄になりますが、X線室をプレハブユニットで組み立てて、2階に設けたX線室を1階に移設できることになり、無駄が無くなることが分かりました。

そこで既存住宅に仮診療所を設けて医院の改装を行う方針にされました。

  • 2階住宅の引っ越し
     ↓
  • 2階の仮診療所の内装設備
     ↓
  • 診療所の1階→2階への移転
     ↓
  • 1階医院の改装
     ↓
  • 診療所の2階→1階への移転
     ↓
  • 再開院
     ↓
  • 2階の住宅の復旧・戻り引越し

の、順序で設計・工事・機器移設が行われ、無事 再医院されました。

休院しない医院クリニック改修工事

既存の診察室

2階に設けた仮診察室


プレハブユニット型のX線室(移設出来る)

成城「山口歯科医院」休院しない内装スケルトン改修リフォーム
改装後の診療室

歯科医院クリニックX線室
1階へ移設したプレハブユニット型のX線室

医院クリニックの無料相談・お問合せ

北島建築設計事務所の実績解説をご覧いただき、誠にありがとうございます。北島俊嗣の30年を越える設計業務経験に基づいた設計実績解説は、お客様の家づくりや建物のお悩みの解決にお役に立てたでしょうか。


設計業務で蓄積させていただいた、間取りプランの作成・確実な法的届出・工事予算抑制の工夫・防音や断熱の技術・空調や照明の知識 などを存分に利用していただくことで、お困りの課題を解決して、予算の範囲で〈患者さんに確かな診療や治療を行う医院クリニック〉を実現して下さい。


ご相談は無料です。ご相談をいただいても直ぐに費用は発生しません。。ただし 間取りプランの検討や作成など 間取りプランの作成や工事金額の試算などで費用が発生する場合は事前にご説明し、ご納得いただいてからになります。ご相談には責任あるお応えをさせていただきます。


お問合せは、相談フォーム(下のボタン)から、または電話、メール、どちらでも構いません。ご相談は無料です。


電話:045-721-6566
メール:info@kitajima-architecture-design.jp
(タッチして つながります)


無料相談・お問合せ