子ども専門小児歯科医院クリニック患者待合室コーナー

予約制の診療

歯科医院の診療の順番日時は予約制にされています。特に最近はインターネット通信による、

  • 診療予約
  • 診療時間状況案内

を行う医院が増えています。

来院される患者さんが車で来院される方が多く、駐車場が複数ある場合は、駐車場の車内で診察順番を待つ家族が増えていて、患者さん同士も、医院側も良いので医院の科目を問わずに導入されています。

それでも待合室は広い方が望ましく、診察を待つ患者さんが医院の場に慣れることや、事前の用足しを行うための場所として必要です。

つくばの「がくえんのもり小児歯科」様の待合室で様々な検討を加えて造られました。

可能な限り広く

医院が賃貸するテナントで開院するので。医院全体の面積が決められていて、診察室やX線室、消毒室やスタッフルームなどを振り分けられた中で、待合室は具体的な必要寸法基準がないので、とかく狭くなりがちです。

医師先生は、待合室が狭くなることで困ることがあることをご存知で、可能な限り広く確保することを目指されました。

家族の付き添い

最近の医院では、患者さんはご家族と一緒に来院する患者さんが増えて、待合室や診察室が狭く感じる既存の医院があると申される医師先生が多いように思えます。

子どもが通院する医院へは、保護者が付き添うと予想され、さらには子どもの兄弟姉妹も一緒に来てくださるので、待合室は広く確保する必要がありました。

持ち運べる椅子

子どもを主に診察する医院では、来院する患者さん達は家族で来院することが多い傾向にあります。

待合室で待つ場合も家族様々で、家庭に居るような気ままなスタイルで過ごされます。

そこで医師先生は用意する椅子を重く固定されているようなものではなく、持ち運びが出来るような軽い可動椅子を選び、ご家族が自由に待ってもらえるようにしました。

その方が遠慮なく椅子を動かし、空いたスペースを有効に使って寛いでくださることを期待されました。

診察に付き添う

子どもの患者さんに付き添って来られたご家族は、多くが診察室の診察台まで付き添われます。

本来は診療に支障になることもありますが、患者さんの安心のためにも、自由にされています。そのためにも診察台ユニットの周囲には広く空きスペースがあります。

また、待合室の椅子を持ち運びが便利な椅子にしたのも訳があり、待合室から自分で椅子を運んで診察室に行ってもらうことにされています。

目隠し窓壁

待合室と診察室の間は、医院が広く感じれることと、子ども達を見守れるように 壁を立てませんでした。

ただ、待合室の辺りから直接診察室の患者さんとは視線が合わないように、窓のような壁を設けて待合室と診察室を区切りました。

壁付き机

患者さんには自分で読書をする子どももいたり、読み聞かせをすることもあるので、コーナーの壁から突き出した机を設けました。宿題をする子どもにも便利なようにしました。

床マット

自分の住まいと医院とを区別なくリラックスして遊んで過ごす子どももいます。椅子に座らずに床に腰を下ろす子どものために、床にマットを敷かれました。

医師先生の子ども達への理解と思いやりの心遣いが散りばめられた医院と思います。

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