歯科医院併用住宅改修リフォームの間取りプラン動線模様替え

新しい間取りプランのご希望

茅ヶ崎市の奥津歯科医院様では、初代院長様とご子息副院長様が診察をされていて、はじめの開院から時間が経ったので、副院長様の新たな診療方法と希望に合わせて医院内装の全面的模様替え改修リフォームをすることになりました。

全体的な模様替えということで、動線や各室の規模を見直す機会となり、これまでに使い易くなっている部分は継続し、さらに改善したいと希望される動線や広くしたい部分は刷新することになりました。

  • 診察台のスペースを広げて目隠しパーティーションを立てる
  • 診察室の動線を患者様とスタッフとを分ける
  • 個室診察カウンセリングルームを設ける
  • 医院と住宅の往来ができるようにする
  • スタッフルームを拡大して場所を変える

などが大きな方針で、間取りプランの検討が行われました。

診察台のスペースを広げて目隠しパーティーションを立てる

既存の診察室は、診察台と診察台の間に目隠しはなく、患者さんはお互いが視線に入る状況でした。診察台の取替えもあり、診察台の各スペースを広くして、さらに患者様同士が視線を合わせることないように目隠しパーティーションを立てました。

既存の診察室

ただし、全ての診察台を区切ることは、空調の効率や、医師先生の動線を考えて完全には区切らず、床面と天井面近くは開放しました。

診察室の動線を分ける

既存の診察室では、患者様は診察台に対して診察台後方の通路を移動して診察台に後ろから近づく動線になっていました。

医師先生からは、医師や衛生士さんの動線と患者様の動線を分けて欲しいと希望され、患者様は待合室から診察台の前方の通路を通り、診察台に前方から近づくようにしました。

医師先生の考えは、患者様が診察台の後方の通路を行き交うと、どうしても他の患者様の診察中の様子を見てしまうので、それを避けるために前方から診察台に近づき他の患者様が少しでも目に入らないしたいというお考えでした。

個室診察カウンセリングルームを設ける

個室の診察室はこれまでになく、患者様への説明などは隣りに他の患者様が居るときでもせざるを得ませんでした。患者さんの個人的な悩みや様々な相談を、他の患者様に聞かれずに相談したり出来る個室が欲しいご希望でした。

そこで住宅部分を医院に取込み、壁と扉で仕切れる個室を設けました。

個室の診察室を設けたことにより、

  • 長時間の治療対応が出来る
  • 患者様の個別の相談が他の患者様を気にせず出来る

カウンセリングルームとしても利用出来ることになりました。

医院と住宅の往来

医院と住宅の往来は、一度、屋外に出る方式でした。毎度、靴を履き替えて往来するのは面倒なので、医院と住宅の行き来を内部にしたいご希望でした。

間取りの改変により内部で行き来出来るようにして、医師先生の負担をなくすることができました。

スタッフルームの拡大と位置

副院長以外の医師や衛生士さん達の着替えや休憩は、専用の部屋がなく、使われていない医院の部屋か住宅の一部で済まされていました。

今回の間取り刷新で、専用のスタッフルームを設けました。スタッフの皆さんの貴重品や衣服の保管、更衣や休憩を他に気にせず行うことが出来るようになりました。

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