内科循環器科医院クリニックの高天井吹抜待合室の吸音天井

医院建物の一部の老朽化を建て替えるご相談をいただきました。間取りプランの中で大きく中心となる待合室は高い天井の吹き抜け空間となりました。

天井を吸音する面にする

待合室の床壁の仕上材は、汚れにくい材料とされましたので、表面が硬い材料が選ばれました。

硬い材料は汚れにくい性質を持ちます。ただ、音は反射させる性質があります。

待合室では患者様と受付スタッフが、また患者様と患者様が会話をします。当然その声は重なり合い、発せられた声は、床や壁に当たって反響します。いつまでもその音が吸収されないと、音は長く響き渡ることになります。

音の響きを少しでも吸収して消音するために、患者様の手の届かない天井面の材料を吸音性能を有する材料にして、声の響きを消す面となりました。

吸音材料

音を少しでも反射させない材料として、汎用品の吸音板「ジプトーン」が選ばれて設置されました。

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