内科循環器科医院クリニック検査処置室のレイアウト設計

代替わりの内科循環器科医院の建替えのご相談をいただきました。

検査 診療 処置が行われる部屋のレイアウトは、様々な使い方が想定されて検討されました。

処置室ベッドのカーテン設置

ベッドに横たわったり、座ったりして、検査をしたり患者さんに診療や処置をされる際は、周囲に見えないようにカーテンで覆います。

ベッドの周囲にピッタリと囲うわけではなく、医師スタッフの方がカーテンの中に入って検査や処置を出来る様に、また患者さんが着替えができる様に、スペースを空けてカーテンの位置は定められました。

カーテンレールは天井から吊るすように取り付けられて、人の頭上と床上は開放されて空気が通るようになっています。

検査処置室のエコーモニターのための電源コンセントと照明

検査器具のための電源コンセントは、室内のどちらでも利用ができるように散りばめられました。

また検査や処置治療を行う際の照明は、医師先生が患者様や機器を見た色がそのまま認識出来るように、白色（赤みや青みの色の無い色）の照明器具が選ばれました。

工事で照明器具を選ぶ際に、器具によって照明の色が異なるために確認される内容です。（最近はLED照明器具の発達により、色温度もリモコンで調節出来る器具も発売されています。部屋の使い方の状況によって、照明の色温度を変える＝部屋の灯りの印象を変える ことが容易に出来る様になっています）

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