調剤薬局店舗の健康相談と商品陳列壁面棚と説明表示

湘南大磯の国道1号線沿いの調剤薬局ことぶきや薬局様の建て替えで、薬局店舗内の売場の内装内容について、薬局の経営方針が伝わる売場店舗にするために、薬品商品の陳列方法を改めて分類したり絞り込んで考え直されながら、内装や造作工事の内容が検討されました。

商品の分類

既存の薬局の売り場には、処方箋の調剤薬以外の薬品が、売り場に沢山 陳列されています。

分類すると、

  • 医薬品
  • 医薬部外品
  • 衛生用品
  • 化粧品
  • 栄養補助食品
  • 日用品
  • 介護用品
  • 衣料品

というように、多岐に渡ります。

ことぶきや薬局様は、上記を大きく3つに分類しました。

(1)医薬品
(2)医薬部外品・衛生用品・栄養補助食品
(3)日用品・介護用品

とされました。

来局されたお客様から健康相談を受けて

(1)医薬品 を主軸として 推薦し
(2)医薬部外品・衛生用品・栄養補助食品 を添えることとされ

お客様がいち早く健康状態に治られることを目指しておられました。

商品陳列方法の検討=ドンキホーテかルイ・ヴィトンか

分類した品物をどのようにお客様に見てもらうか?を相談しました。

これまでの店舗では、どのような種類の品物でも隙間なく並べられて、商品が自分にとって相応しいものなのかどうかを判断できるような状況ではなく、まるで「ドンキホーテ」の店舗のような陳列でした。

新たな薬局店舗では、健康相談所を目指しましたので、商品ひとつひとつがよく見えて、自分の症状や怪我に相応しい薬品商品であるかを正しく理解できるようにしよう、と考えておられました。

そこで「ルイ・ヴィトン」のような一つの商品に意識を集中できる売場、陳列方法を目指しました。

何を売るか?・・・信頼を売る

ことぶきや薬局様は「薬を売る」よりも、患者様を健康に戻すための相談をしてもらえる「信頼を得る(売る)」ことを第一とされました。

信頼は何から生まれるか?

薬剤師および薬局への信頼はどうすれば生まれるか?

どちらの分野でも永遠のテーマかとは思います。

ことぶきや薬局様は、まずそれは「薬に期待する効能の分かりやすい説明」と考えられました。

相談して決める

お客様にとって本当に相応しい薬品商品を、薬剤師本人がお客様から症状や怪我の内容を良くお聴きして選んで推薦し、服用していただくことで、次回 痛んでしまったときも相談に来ていただけるようにと考えられました。

商品の量を縮小

お客様が相談し易くするために、薬品商品を有るだけ詰め込んで並べて「どうぞ好きに選んでください」とするよりも「私に効くものはどちら?」と問いてもらい易くするために、陳列する薬品商品を可能な限り減らしました。

特に健康相談をいただいて お勧めすると思われる医薬品の部門は、陳列棚に隣りの品物と間隔を空けるようにしてひとつの品物に集中できるようにされました。

商品説明表示

間隔を空けた品物の間には、品物の内容を説明を表示しました。薬剤師とのやり取りを避けたい方への配慮です。

在庫商品の保管

医薬品は特に単品として、複数棚に陳列するのを避けました。また陳列を止めた品物もあります。

在庫すべき品物は棚の直下の箱に収めたり、受付カウンターの中に収めたりして、分散させて保管しています。

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