合同埋葬納骨堂墓所の外壁杉板コンクリート打放し仕上

横浜市西区の納骨堂の建物の外壁仕上げについては、

という条件の中で表現が検討されました。

コンクリート打ち放し

納骨堂はコンクリート造で、コンクリートの堅牢さを感じ取っていただくために、外壁表面はコンクリートをそのまま表しにする方針になりました。

コンクリート打ち放しの表現は、小さな幅の杉板を組み合わせて組み立てられた型枠による杉の板目の模様が表面に浮き出てゴツゴツした表面仕上げになるようにされました。

コンクリートの固さと力強さを表すに相応しい見た目と言えます。

自立壁はアプローチ床石に沿って拝礼場所に誘うように立ち、屋根を支えています。

道路に平行に拝礼スペースを囲う自立壁は、表面をハンマーで叩いてはつり取ったようなゴツゴツとした仕上げを施しました。

コンクリート打設時に表面に固結遅延材を塗って、型枠を外した後、表面のコンクリートを水を当てて洗い落とすと、表面をハンマーで叩いてはつり取ったゴツゴツした様相になります

壁には納骨堂の名称が取り付けられて、納骨堂本体の骨組みとは独立した部位となっています。

納骨堂墓所-設計実績説明-「天徳院久保山納骨堂」

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