医院クリニックの院内通信LANインターネット配信設備設計

建物内部の内装工事を行う際、内部のインターネット通信環境も整備されます。最近は通信方法が、有線から無線へと移行している状況です。

通信方法が無線方式(Wi-Fi方式)になると、工事の必要が無くなり、ネット通信を受信することも居場所を限定しないことになるので、より自由度が高くなっています。

つまり、ネット環境の整備は、

(1) 外部からのネット通信を受信する
 →NTTをはじめとする通信会社からネット通信を引込む=光ケーブルなど
 →移動 Wi-Fi で ネット通信を受信する
(2) 受信したネット通信を内部に拡散する
 →上記の受信したネット通信をwifiルーターによって拡散する

これだけです。

ただし、以下のようなものは、有線でネット通信を行う必要があります。

・端末パソコンがデスクトップパソコンで wifi 受信機能がない場合
・大容量の通信情報を必要とする作業を行う場合

なお、未だに「ネットはイーサーネットケーブルで有線でつなげなければならない」と主張するお方は、何か違う目的か、情報が古い場合がありますので、注意が必要です。もしそのお方が「デスクトップパソコン」の使用をお勧めしてきたら、確信犯です。

そのようなときに、成人感染症を主に診療される「にじいろクリニック新橋」様の医院内装設計をご相談いただきました。

こちらのクリニック様の医師先生はお若く、院内ネット通信についても上記のことをご理解しておられ、院内ネット通信の整備は明瞭に行えました。

院内ネット環境

院内の診療用のネット環境は、ネットケーブルなどの有線でつなげるものはなく、Wi-Fiを利用した無線LANでつなげる環境にされました。

つまり、外部からの光ケーブル引込み線を受付カウンターまで引き込む配線用の配管を用意して、そちらにNTTさんが外部からの引込み線を敷いて、その端末にNTTさんの受信機を繋げるだけです。

NTT受信機に院内ネット配信用のWi-Fiルーターを繋げるだけで終了です。

利用されるパソコンも、Wi-Fi受信ができるパソコンや、移動式のノートブックやタブレットが多いと想定されたためです。有線LANによるネット環境が、無線Wi-Fiでも安定した環境が整えられることが前提となっています。(北島建築設計事務所も同じ方式で利用しています)

待合室における患者様用のWi-Fi機も別に設けられていて、患者様も各々の端末機で自由にインターネットが利用することができます。

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