スケルトン改装リフォーム工事を行う既存木造医院内装解体

代替わりの歯科医院で改装

世田谷区成城の歯科医院「山口歯科医院」様から、院長先生の代替りを行う際に、既存の診療所内装を改装されたいご相談を戴きました。

建物は木造2階建ての軸組み在来工法です。

診療器具や方法の発展で全面改装

代替りにおいて医院の改装をご希望されるのは、

  • 診療器具の違いや更新に内装を合わせたい
  • 診療器具の違いや更新に電源や通信設備を合わせたい
  • 内装がくたびれた
  • 暗い
  • 患者さんのニーズが変わった

などの要因があります。

改装する新しい医院の内装設備のご希望を聞きながらプランを検討していくと、構造骨組みは変更できないとしても、内装の一切を除去して骨組みだけにして=スケルトンにして改装する必要があると分かってきました。

医師先生に説明して、スケルトン改装工事にされることをご理解くださいました。

木造骨組みを残して内装設備を解体撤去

工事が着手されるとはじめに内装・設備が解体撤去されました。

解体すると分かることは、

  • 構造材の状況
  • 断熱材の劣化
  • 電気配線の系統
  • 給水排水管のルート
  • 雨漏りの跡
  • 白蟻被害の有無

が分かります。

解体前の設計では分からない内容が多く、解体して状況が分かり、改めて改修工事が必要な部分が定まります。

今回は予め既存の建物の部分的な故障や劣化は想定していて、解体した結果はその想定内容の通りでした。

スケルトン状態にしたから出来る工事

内装材を撤去して床柱壁天井の骨組みだけのスケルトン状態にすると、

  • 耐震補強
  • 断熱充填補修
  • 床下配管やりかえ

の工事が可能になります。建物の安全性、良好な温湿環境が整えられ、診療器具に連結する設備配管も刷新出来るので、より長く安定した診療を続けて頂けると思います。


耐震壁補強の柱と筋交、外壁面の吹付発泡ウレタン断熱材


床下配管

床断熱材

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