薬局店舗患者用出入口自動ドア窓扉単板ガラスに遮熱フィルム

木造建物の断熱

木造の建物を新築・改修する場合で、建物に断熱材を施す場合、

  • 外断熱工法
  • 内断熱工法

の2つがあります。

燃えない不燃断熱材は、現在では安価な材料は中々無いので、屋根や外壁に防火構造や耐火性能が求められる場合は、内断熱工法を選ばざるを得ません。

外断熱工法は理論的には理想的ですが、建物自体が耐火建築物であることが条件となることが多かったり、防水性能上  断熱面が連続しなかったりと、中々実現する条件が揃わないことが多いです。

外壁・屋根・床の断熱

木造の建物の内側断熱は、条件が許せば、ポリウレタンやスチレンという水分と接触しても変形しない断熱材を施工していただくことをお勧めしています。

グラスウールなどの繊維系の断熱材は、水分に触れると変形して収縮して断熱性能が変わるので避けてもらっています。

 ▶︎ 関連記事「和風二世帯住宅の内断熱発泡ウレタンと省エネ対策」
 ▶︎ 関連記事「工場事務所オフィスの外壁ALC板と内断熱吹付発泡ウレタン」

窓ガラスからの熱の流入

外壁の断熱性能と比べると開口窓ガラス部分の断熱性能は圧倒的に低く、窓ガラスから熱さや寒さが出入りしていると言っても過言ではないくらいです。

複層ガラスと単板ガラス

最近では複層ガラスと断熱サッシは汎用性になりつつあります。

大磯の調剤薬局ことぶきや薬局様の出入口窓ガラスは、内部の様子を見やすくするために、本来なら防火設備開口なので網入りガラスを嵌めなければなりませんが、網の入らない透明な耐火ガラスを採用したために複層ガラスにすることが出来ず、単板ガラスになりました。

遮熱フィルム

すると断熱性能がガラス開口部分で落ちるので、ガラス面に遮熱フィルムを貼って、断熱性能が維持することにされました。

調剤薬局の無料相談・お問合せ

北島建築設計事務所の実績解説をご覧いただき、誠にありがとうございます。北島俊嗣の30年を越える設計業務経験に基づいた設計実績解説は、調剤薬局開局や改装のお悩みの解決にお役に立てたでしょうか。


設計業務で蓄積させていただいた、間取りプランの作成・確実な法的届出・工事予算抑制の工夫・防音や断熱の技術・空調や照明の知識 などを存分に利用していただくことで、お困りの課題を解決して、予算の範囲で〈患者さんの希望に添える確かな調剤薬局〉を実現して下さい。


ご相談は無料です。ご相談をいただいても直ぐに費用は発生しません。。ただし 間取りプランの検討や作成など 費用が発生する場合は事前にご説明し、ご納得いただいてからになります。ご相談には責任あるお応えをさせていただきます。


お問合せは、相談フォーム(下のボタン)から、または電話、メール、どちらでも構いません。ご相談は無料です。


電話:045-721-6566
メール:info@kitajima-architecture-design.jp
(タッチして つながります)


無料相談・お問合せ