木造2階建て歯科医院診療所の待合室受付カウンター

練馬区関町北で歯科医院新築の設計をさせていただきました。

待合室のデザイン

出入り口を入ると待合室です。

待合室は診療室・2階への階段エレベーター・トイレの部屋が隣接していて、各々へ通じる出入り口扉が面しています。

壁面に扉が多数面するため、天井に待合室の表情を付け加えました。受付カウンターが飛び出している部分の天井を一段下げて、段差が生じる部分に間接照明を仕込みました。奥に伸びた天井面を壁際で丸く曲げて壁に落として壁と天井が連続するようにしました。壁天井際への視点が定まらないようにして、できる限り待合室を広く見せるように工夫しました。

受付カウンター

受付カウンターは待合室に突き出すように設置されています。

2辺がカウンターで仕切られ、1辺がカルテ棚で仕切られています。複数の患者様でも受付対応が出来るようにするためです。

カウンターの高さは、患者さんがカウンターを乗り越えて、内側を覗き込めないように、高さ110センチとしました。

端部にはウェスタン扉と跳ね上げ扉を付けて、カウンター内のスタッフがすぐに患者様のいる待合室に出れるようになっています。

自動精算機

受付カウンターには自動精算機を設置する予定です。診療費のお支払いが正確で間違いが起きないのと、患者様ひとりお支払いができるため、設置する予定です。

そこで、大きな精算機を設置する場所をカウンターの側面が選ばれて、カウンターを掘り込む造作が用意されることになりました。

商品陳列棚

受付カウンターには歯ブラシをはじめとする歯科器具商品を陳列して販売したいご希望がありました。

患者様が椅子に座り受付カウンターを眺める視線の位置と、受付カウンターの背面の壁面に、患者様が利用する歯科器具商品を陳列する棚が設置されました。

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照明

受付カウンターは金銭や保険証、書類やカードといった小さな文字の表記のものがやり取りされます。暗いと不鮮明なので、カウンターもスタッフのデスク面も明るくする必要があります。

そこで天井から吊り下げられたペンダント照明を取り付けて、カウンター面を特に明るく照らすようにして、やり取りを明確に行えるようにされました。