レントゲン機器で決まるX線室の必要寸法
茅ヶ崎市の奥津歯科医院様の内装模様替えのレントゲンX線室の位置と大きさは、間取りプランを定める上で大きな割合を占めるので、医師先生には早々にレントゲン機器の選定をしていただきました。
おかげでX線室の必要寸法が確定して、無駄のない場所に配置することが出来ました。
レントゲン機器を定めるには時間が掛かる場合が多くて、多少の余裕をもって間取りプランを立てなければならないことがあります。X線室の位置と寸法は、クリニックの間取りプラン設計で大変重要な位置要素になります。
今回はX線室の内部の必要寸法が、1600×1700 とお知らせいただき間取りプランが定まりました。
放射線遮蔽の床壁天井と扉
レントゲン機器が定めると放射線量も判るので、放射線遮蔽能力も定められます。
放射線の遮蔽には、鉛板厚み1.5ミリの遮蔽性能が求められました。
設計図面に放射線遮蔽性能を充たす仕様書を記しますが、実際の工事に取り掛かる前にも、使用する材料の確認と放射線遮蔽の作り方を確認します。
工事完成後、試験を行なっていただき、合格を確かめて使用開始となりました。
デジタル機器の通信配線
レントゲンX線機器がアナログのフィルム撮影方式からデジタルデータ方式に変わることで、現像機器やフィルム収納が、パソコンやモニターやハードディスクに変わりました。
レントゲンX線機器とパソコンはLANケーブルでつながれて、パソコンはX線室直近のカルテを記入する台に収められています。
関連解説記事リンク—X線室の間取りプラン—
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医院-設計実績説明-茅ヶ崎「奥津歯科医院併用住宅」改修模様替えリフォーム
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