皮膚科クリニックの各室空調エアコンと排水

皮フ科医院の移転で、駅前に建つ薬局+店舗+医院の複合建物へ移転されました。

移転する場所の内装設計+工事監理をさせていただきました。

空調エアコンの設置する条件

最近は ほとんどの室内で設置利用される空調エアコンですが、どこでも取り付けられるものではありません。

空調エアコンが設置されるには以下の条件が揃わないと取り付けられません。

  • 室外機が設置できる場所がある
  • 室外機からの冷温供給(冷媒管の通管)ができる
  • 設置面の下地(天井や壁面)がある
  • 電源が設けられている
  • 除湿結露水の排水管が通じている

以上が必要です。

意外かもしれませんが、器具の費用以外に上記の内容を整備する費用も掛かり、高額になってしまうこともあるので注意が必要です。

空調エアコンの種類

空調=空気調和設備、エアコン=エアーコンディショナー は、室外機(熱交換器)において熱交換されたエネルギー(暑い時には冷たいモノ、寒い時には温かいモノに交換されたモノ)を室内機(空調機)に移して、空気を冷やしたり温めて、その空気を室内に送り込む設備です。

室内機が各部屋に取り付けられているのが、家電製品をはじめとする住宅や小規模の部屋を個別に空調する機器です。パッケージエアコン、カセットエアコンなどと呼ばれています。

室内機(空調機)が大型で、空調される各部屋以外の場所にあり、空調機から冷やされたり温められた空気をダクトで各室に送る方式もあります。

空調エアコンの選択

「杉田皮フ科クリニック」様のエアコンは、「1室を大型のエアコンでまかなうよりも、小型のエアコンを複数台設置する」方針にされていて、理由は「エアコンが故障した場合に(同時に壊れることは無い前提で)患者様に迷惑を掛けることなく、診療は継続して行い、片方のエアコンで完璧ではないにせよ空調環境を維持出来るようにしたい」という主旨でした。

器具は天井埋め込み型でなく壁掛け型になり、室外機は建物本体の指定で屋根に設置され、冷媒管ルートが確保されて、各器具から排出される結露水は壁の中に埋め込まれた排水管が床下で連結されて排水されました。一部の器具は、既存のクリニックに付いていたものを移して利用されました。

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