掃除簡単洗面台とボウルが一体の汚れにくい手洗台カウンター設計

水廻り設備の器具を清潔に保つためには、掃除と洗浄をしてくださるのが一番の対策です。それを行なっていただくには掃除と洗浄がし易い器具を選んだり組み合わせることも重要です。

水栓の位置

水を使う場所が汚れる原因は、水栓から出た水が排水口に流れ落ちずに、手洗い台や壁面に飛び散ってそのまま残り乾燥すると汚れになるということが多く見受けられます。

まず水が出る水栓を手洗い台の面に取り付けるのではなく、ボウルの中に取り付けられる器具を選ぶことが先決です。

そのためにボウルは多少大きくなりますが、水栓からしたたる水や、手に当たって跳ねた水がボウルに落ちる確率が高くなるので、水は陶器面を伝って排水口に向かうので汚れは付き難くなります。

水が出るボウルの素材＝陶器と、ボウルを支える手洗い台の素材が異なるので、その接点に水が染みてカビや汚れになって、汚れが落とし難くなります。

また手洗い台と壁との際も水が飛んで染みとなることが多いので、手洗い台が壁に向かって立ち上がるようにしたり、壁に汚れない板や汚れが落とし安い板を貼るなどして、水が染みてカビや汚れが出ないようにすることも工夫のひとつです。

名古屋の心療内科「平安通クリニック」様の内装工事で、手洗い台を汚れない、汚れが落としやすいものにして欲しいというご要望をいただきました。

という条件を満たしているボウルと台が人工大理石で一体に作られた製品を選び、採用されました。

水が溜まらず、水滴で落ちても拭き取るだけなので、汚れにくく、掃除も容易です。

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