皮膚科クリニックの将来追加配線対応用予備配管コンセント

皮膚科の診療所が駅前の医療ビル建物に移転されました。その際行われた内装工事の設計を担当させていただきました。

変わる通信信号と電気

電気によって稼働する診療器具や電話・インターネット・コンピュータ・映像器具などは、年中開発され刷新され続けています。有線ケーブルも信号の種類が変わることでそれまでのケーブルが使えなくなったり、機器自体も更新の必要に迫られたりしています。

クリニックの診療室でもその傾向は著しくて、その刷新や更新に対して随時器具の取り替えや修正が求められています。

そのような状況に対して簡単にケーブルの差し替えや取り替えを行えるようにしておきたいと医師先生は考えておられました。

将来のケーブルの取替え

具体的な対応策として、当初はオフィスの床で利用されるOAフロアのように 床材の取り外しが出来るようにしておく方法が良いと考えられました。

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しかしながら診療室の床は、薬品が染み込まない様に、ゴミや地理が床の中に入り込まないように、継ぎ目の目地の無い 表面が一体になっている塩化ビニール製シートが採用されたため、OAフロアの様な床材を自由に取り外せることは出来ません。

ケーブルの追加や差し替えが予想される場所を定め、各々の場所を結ぶようにケーブルが入っていない樹脂製の配管を床下に巡らせておき、その配管の末端をケーブルの追加や差し替えが予想される場所の壁に埋め込んで、将来に変更・追加される電線配線に対応出来る様に準備されました。

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