工場事務所オフィス建物の地質地盤ボーリング調査

地質ボーリング調査が行われるまでには、構造種別の決定・建物全体の重量が定められて調査内容が定められ、実行されます。

構造種別の決定

横浜の工場の事務所建替え計画で、間取りプランが定まる前に、構造種別が定まりました。間取りプランの検討は、木造でも鉄骨造でも成り立つ様に進められ、最終的に間取りプランを確定する前に、構造種別によるコスト試算比較を行い、最後に地上のピロティ部分に車を駐車するので、木造では柱が邪魔になる理由から鉄骨造が採用されました。

 →関連記事「工場事務所オフィスの間取りプランと構造種別」

建物の重量

構造種別が鉄骨造に定められて、構造部材、床壁屋根の仕様、地中基礎の形が分かると、建物が総重量が算出されます。

必要な地面の固さ

建物の総重量が分かると、その総重量を支えるのに必要な地面の固さが算出されます。その固さが地表面にあるのか?地中どの深さにあるのか?を調べるために地質ボーリング調査を行います。

周囲の状況

地質ボーリング調査は専門調査会社様に依頼します。調査会社様はこれまでに調査された調査結果をもっていて、近隣の調査結果を参考資料として教えてくださいます。(市区役所にも多少あります)その周囲の状況資料からある程度、今回の敷地の地面の固さを予測します。

現地調査

建物を建てる場所の数カ所で矢倉を組み調査を行います。予め矢倉が組める広さと高さは建て主様側で準備しておかなければなりません。今回は計画場所にあった荷物を事前に移動して下さいました。

最近は、先の「杭施工データ改ざん」の事件も影響し、実施する日の確定までには時間が掛かりました。

調査は2日間に渡り、重りを落とす音がカン、カン、カン、と響きます。支持地盤は地表から7mの深さを確認しました。

調査結果と杭設計

ボーリング調査結果は速報として即日に頂いて、杭設計に反映されます。杭の設計が完了した時点で構造設計が完了し、建築確認申請を行う手順となります。

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