調剤薬局店舗売場のコンクリート高基礎の内側断熱材

木造の基礎高さと床高さ

平らな土地に木造の建物を建てるとき、地面に接する部分=基礎部分は鉄筋コンクリートで造られます。

この鉄筋コンクリート基礎の地面からの最低限の高さも定められていて、50センチ以上が必要です。

基礎コンクリート

大磯の調剤薬局ことぶきや薬局様 併用住宅の建て替えの敷地の地面は傾斜が付いています。道路に接している場所を基準にすると、奥へ入るほど高くなる地面の状態でした。

木造建物の基礎コンクリートの上面の高さレベルは、地面の一番高いところを基準にして高さが定められました。地面が低い部分(道路に接する部分)では地表に露出する基礎コンクリートが高さ1メートルになりました。

道路に接する部分は薬局店舗となり、来局者様の利便性を考えて床の高さは地面の高さと同じにされました。

すると薬局店舗の内部には、高さ1メートルの基礎コンクリートが露出することになりました。

薬局店舗の断熱

基礎コンクリートの外側や中身には断熱材は施されていません。何もしなければ、寒暖の激しい時期には基礎の内側表面に結露が発生すると予測されます。

そこで基礎コンクリート面に内側から、断熱材となるポリスチレンを板状に加工して石膏ボードも裏打ちされたボードを貼り付けて、断熱材と仕上げ材の下地としました。

基礎から上の外壁面は、本体工事で断熱材が施されていました。

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