直床にOAフロア床下地とコンセント

千葉県にある事務所建物の広い執務空間で、部屋の雰囲気を明るくされたいご相談をいただいた執務室では、電源コンセントやインターネットケーブルは壁に付けられていて、自由な机のレイアウトをするためにも、床下に配線をしたいご希望もいただきました。

床上を這う電気配線

現状は、床上に電線を直接這わせ、机の下に潜らせる方式で、電源コンセントやインターネット配線を巡らせていました。

床上に這わせた配線には、テープを貼って靴に引っ掛からないように養生していましたが、どうしても見苦しいということでした。

フリーアクセスフロアにしたい

そこで現状の床の上に電線配線を通す隙間を作るフリーアクセスフロア=OAフロアを敷き、かさ上げして、電源ケーブルとインターネットケーブルを配線することにされました。

現状床にOAフロアを載せて配線する

既存のカーペットタイルを全て撤去すると、コンクリート床スラブが現れました。その上に高さ5センチの樹脂製のフリーアクセスフロア=OAフロアが敷かれました。この高さの中に、電線を配線します。

コンセントが自由に設けられる

フリーアクセスフロア=OAフロアの上には新たな45センチ角のカーペットが敷かれます。カーペットはずれないように裏にノリが付けられますが、端を剥がすことはできます。

カーペットの端を剥がしたところに配線を引き出します。引き出す場所は机の下で目立たないようにできます。

自由なデスク配置が可能になる

この配線方法により、どの部分でも電線が取り出せるようになり、自由な机の配置レイアウトが可能になりました。

OAフロアが上がる部分

5センチのOAフロアは、周囲の床部分とは段差ができます。その段差は扉の部分や出入り口の部分で設けて、床の段差で転ばないようにします。どうしても広い場所で段差を設けなければならないときは、段差を斜めにして急な床の段差をなくすことにしています。

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