医院クリニック診療所付併用注文住宅の設計図

仕事とくつろぎ

医師先生にとって、医院と住まいは どちらも長い時間過ごす場であり、独立開院される医師先生にとっては人生のほとんどをここで活躍して、一方で休みくつろぐ 暮らしの場となります。

医院併用住宅は、一つの場所に「働く場所」と「くつろぎ休む場所」を隣り合わせて建てるので、どのように二つを医師先生の希望に沿って叶えるかが大きな課題となります。メリハリのある空間設計が欠かせません。

医師先生のご希望

医院併用住宅の設計では、医院と住まいの分け方について、充分に医師先生のご希望をお聞きしました。

1. 医院と住宅は便利さを重視して扉一枚で分ければ良い
2. 気分の転換を明確に分けたいので、一度外部に出てから医院もしくは住宅に入る
3. 医院と住宅を上下で分ける

下の図の歯科医院併用住宅では、医師先生のお考えは b. でした。さらに医院と住宅との間に中庭を設けて、一体的な建物でもしっかりと２つを分けて欲しいご希望でした。土地が広くて余裕があり、建物の計画に自由度が高かったので実現できた間取りプランです。

いわき市の医院併用住宅 平面図

○○専門＝○○しか出来ません

医院専門を宣伝する工事会社様や設計担当者様は沢山目にします。しかしその方々が住宅も専門としているとは限りません。

医療の世界では各科目において専門化することが常識かもしれませんが、建築の世界では逆で「医院専門」「住宅専門」とするのは「それしか出来ない」ことを表していて、発想の広がりが狭いことを意味しています。

医師先生の診療とくつろぎの生活を一度に実現するには、医院と住宅それぞれを柔軟に対応してそれぞれを得意としないと、医師先生のご希望を実現できません。

いわき市の医院併用住宅外観

設計事務所の強み

医院と住まいを同時に、かつ幅広い多角的な見方で設計と監理が出来るのが設計事務所の強みであり役割です。

診療し易く患者さんもリラックス出来る医院クリニックと、緊張から放たれた休みくつろぐ住まいを、予算を守って創るサポートを設計事務所が致します。