調剤薬局店舗の外部看板デザインと屋外広告物条例申請届出

湘南大磯で創業50年になる調剤薬局ことぶきや薬局様は、既存建物が老朽化したため建替えをされました。

ロゴデザインを新たに創る

薬局店舗の建て替えに伴って、店舗内装をはじめとして営業方針も大きくて変わるので、その変化を示す意味でも薬局の看板のロゴデザインを刷新されました。

ロゴデザインを担当されたのは羽原ふみさんです。

羽原ふみさん はグラフィックデザイナーで、特に建築の看板サインが、手元の名刺やカードの文字デザインにまで利用されるグラフィックについて得意とされている方です。

名刺やカードを前提に作成されたグラフィックデザインを建築の看板に応用する場合、その大きさや位置、色について、建築と不釣り合いなものになってしまうことが多く、中々両立したデザインをしてくださる方はいません。

建替えの建物の外観正面のデザインや、内装の雰囲気が絞られて来た頃からデザイン検討が始まり、羽原さんの提案と薬局様のご希望と検討を経て、ロゴデザインが選ばれました。

薬局店舗の看板

薬局店舗の看板は、

  • 建物の外壁面に薬局名
  • 歩道際に自立型看板

を設けることは薬局様もはじめからお考えでした。

ロゴデザイン自体が定まった後に、建物外壁面と自立看板の検討が始まりました。

経過としては、薬局名ロゴの他に、何を表示するかの検討を深く行われて、結果建物の外壁面と自立看板は、「変更されないずっと続くもの」である薬局名の表示に絞り、実際のサービスや商品の表示は「変わるもの」として他の場所に表示することになりました。

 

 

屋外広告物条例

看板の形状も定まって、工事金額のお見積もりをお願いする前に、屋外広告物条例に定められた申請手続き=地域ごとに定められた屋外看板の大きさの上限を超えていないことを示す申請を届出ました。

屋外広告物条例は、定められている地域とそうでない地域があり、大磯は規制される地域です。

規制基準は、

  • 壁面利用広告物
  • 壁面突出広告物
  • 広告板

などが定めれています。ことぶきや薬局様は商業系地域で下記の規制基準がありました。

看板サイン

工事金額の見積もりを依頼し、予算と照合して、さらに検証がされて自立看板の縮小がされて、表示内容、工事金額が確認されて最終形状が決定されました。

偶然にも縮小された形状大きさが、屋外広告物条例の規制を下回り、申請が不要になりました。

工事は外構駐車場の整備と調整されながら行われ、無事完成しました。

調剤薬局の無料相談・お問合せ

北島建築設計事務所の実績解説をご覧いただき、誠にありがとうございます。北島俊嗣の30年を越える設計業務経験に基づいた設計実績解説は、調剤薬局開局や改装のお悩みの解決にお役に立てたでしょうか。


設計業務で蓄積させていただいた、間取りプランの作成・確実な法的届出・工事予算抑制の工夫・防音や断熱の技術・空調や照明の知識 などを存分に利用していただくことで、お困りの課題を解決して、予算の範囲で〈患者さんの希望に添える確かな調剤薬局〉を実現して下さい。


ご相談は無料です。ご相談をいただいても直ぐに費用は発生しません。。ただし 間取りプランの検討や作成など 費用が発生する場合は事前にご説明し、ご納得いただいてからになります。ご相談には責任あるお応えをさせていただきます。


お問合せは、相談フォーム(下のボタン)から、または電話、メール、どちらでも構いません。ご相談は無料です。


電話:045-721-6566
メール:info@kitajima-architecture-design.jp
(タッチして つながります)


無料相談・お問合せ