昭和初期和風二世帯住宅の耐震断熱改善の建替え

家づくり相談会での出会い

横浜の二世帯住宅を建替える建て主様に初めてお会いしたのは、「建築家31会」の横浜赤レンガの展示相談会にお越しいただきご相談をいただきました。

建て主様から、「建築家31会の皆さんは平らな屋根の家しか創らないのですか?」と 問いかけを頂きました。私からは「そのようなことはありません。お客様のご希望通りのお住まいを実現しています」と 応えると、お客様から「和風の住宅は設計できますか」と ご質問頂き、「もちろんです」と お応えして、ご相談が始まりました。

ご家族の要望

ご自宅に伺って相談が始まりました。

既存のお住まいは、大変立派な昭和初期に建てられ、横浜大空襲の戦火も免がれて残った、本瓦葺の木造日本家屋でした。

玄関を上がると、次の間広間へとつながり、大きな床の間と縁側を通じて眺める松が植えられた庭がありました。回廊でつながった先に茶室があり、今は寝室として使われていました。ご家族皆様のお話を聞き始めると、共通したことは、「夏暑く、冬寒い」という困りごとでした。私から、とても立派な建物でかつ全ての造作がきれいに残されている状況からしても、耐震改修と断熱改修を行って住み続けてはどうかという提案をしたところ、全員が否定され、我慢の限界を超えているかのごとく、建替えを切望されました。

 ▷関連解説記事 →「断熱材性能改修冬暖かくする」

建替えの方針

結果、ご家族の思い出の詰まった内部造作=床柱や欄間造作等を保存保管し、新しい住まいに活かして再利用した建替えを行うことに決まりました。

  • 二世帯住宅
  • 和風の外観意匠
  • 既存住宅の造作を再利用する内装
  • 耐震、断熱の高い性能

以上がお求め頂いた大方針です。

 ▷関連解説記事 →「和風二世帯住宅の内断熱発泡ウレタンと省エネ対策」

→「お客様の声」が掲載されています

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