防犯と視線を遮断する植栽窓フィルムカーテン−木造3階住宅リフォーム

世田谷の木造3階建て住宅リフォーム改修の防犯対策で、外部からガラス窓を破りこじ開けて侵入しようとすることを妨げ防ぐには、透明の防犯フィルムをガラスに貼ることで解決しました。

窓の外から視線を遮る

それとは別に周囲の方々からの視線をどうやって遮るかの悩みがありました。それは防犯とは違い、他の方策で解決する必要がありました。

内側にカーテンを設けることは決まっていましたが、カーテンを開け放ったとき、外から見られてしまう懸念がありました。さらに今回は内部に設けるステンドグラスの背景となる必要もあり、一筋縄では決められない難しい課題となりました。

隠す方法

窓の環境として選べられる方法は、

  • ブラインドシャッター
    /シャッターの羽根板が回転する
    回転角度は調節できる
  • スリットシャッター
    /羽根板と羽根板が離れて、スリット状に開く
  • 植栽/常に緑の葉が茂っている植木を窓前に植える
  • ミラーフィルム
    /外側からはガラス面が鏡になって内部が見えない
    内部からは外部は暗く見える(サングラスみたい)
    夜間は外から内部は見えるので、カーテンを閉める
  • グラデーションプリントフィルム
    /透明からスリガラスの面になるように
    段階的に見えない印刷がされているフィルムを貼る
  • 乳白フィルム
    /スリガラスのように見えるフィルム
    視線は遮断して、外部の明るさは内部に取り込める
    和紙の障子のようになる

これらの要素を組み合わせて、外部からの視線を遮断して、かつステンドグラスの背景にもなれる組み合わせを検討しました。

結果として、ステンドグラスの背景になるものとして常緑樹の植栽が植えられ、ガラスには内部が暗くならない程度の鏡ミラータイプのフィルムを貼ることになりました。

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