住宅密集地の木造狭小住宅で風通しを良くする工夫

文京区本駒込の住宅密集地にお住まいの方から、お住まいの建替えのご相談をいただきました。

ご家族の課題は、

  • 明るいリビングにしたい
  • 風通しの良い住まいにしたい

というものでした。

明るいリビングの実現は、

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という方針で、できました。

風通しを良くする原則

建物の風通しを良くする方法は、

  • 周りに風の通りを遮る建物がない
  • 風が入る窓がある

が理想です。

ただ、住宅密集地では中々条件が揃いません。

周囲の状況は変えられませんが、建てる建物を工夫することで、風を取り込んで風通しを良くする方法を工夫しました。

窓の位置

風が建物の中に入るためには、入った風が(中の空気が)外に出て行かなくては風通しは良くなりません。

そこで、可能な限り小さくとも空気が流れるように、窓を設けました。

窓の位置は、部屋の反対側になるように、随所に設けられました。住宅密集地では、いつどこから風が吹くか予想ができないからです。

狭小木造2階建住宅明るい吹抜けリビングキッチン

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風の方向

もうひとつの建て主様からいただいたアイデアで、外部の風の方向はそのときによって変わるので、窓を上下に分けて、窓の開き方を上下で逆にして、いつでも風を取り込めるようにされました。

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