天井撤去梁小屋組露出した吹抜け天井間接照明住宅リフォーム

横浜大倉山の住宅リフォーム設計で、構造骨組みの部分には触らずに、目新しく変えられる部分があるかどうかを探るために、表面内装材とその下地について、部分的にも撤去させていただきました。

天井を撤去して分かったこと

一般的な天井高さの個室寝室において天井裏を探ってみると、天井材直ぐ上にあると思われた断熱材は勾配屋根の裏面に直に設置されていて、天井を撤去しても断熱材の位置には影響変更がないことが分かりました。

天井を撤去すると、見事な梁と小屋組(斜めの屋根を支える骨組み)が頭上に現れました。

梁と小屋組を露出させる

そこで天井を撤去したままにして、屋根の裏面斜め面を天井にさせることで、梁と小屋組を露出させて、天井の高い吹き抜け空間にすることを提案しご承諾をいただきました。

屋根の裏面には断熱材が既に設置されていましたが、さらに今回断熱材を追加充填して断熱効果を高めて、吹き抜けになっても温度環境の変化が少ないようにしました。

高天井空間の照明

吹抜けの高い天井になった個室空間の照明は、梁の上側に照明器具を自由に取り付けられるライティングレールを2段に設けて、ライティングレールに拡散光型のスポットライトを取り付けて、レール上側段を上部天井を照らし、下側段を下方床面や壁面を明るく照らすものにしました。

このスポットライトをライティングレールに取り付ける方式は、使う方の好みによって自由に照明器具を追加したり減らしたりすることができます。さらに照らす方向を自由に調整できるので、使う方の使い勝手や好みに合わせられる照明の方法です。

天井平面の格子と照明

1つの個室部屋とキッチンには広い部屋の中のある部分の空間領域を示すためにも、天井に平面格子を設けました。格子の棒と棒の空いている部分から光が降りてくる造作にしました。

広い部屋で天井にアクセントをつけて空間にリズムを付ける造作デザインです。

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