和風二世帯住宅の庭植栽の移植剪定

既存樹木の移植

横浜の和風二世帯住宅の既存の庭には沢山の樹木が植えられていました。今回建替えを行うにあたり、計画建物が既存建物より大きくなるので庭の樹木の一部が建物と当たることになりました。

建物と当たる樹木の中で、ご家族にとって大事な樹木をまず移植しました。移植はまず根回しを行い、少し経って春前に樹を移動させます。

根回しは、はじめに土の中の根を、樹の周囲を残して先端を切ることです。根の先端を切ることにより樹木自身が一時的にエネルギーを溜め込む状況にすることです。この枯れないようにすることを利用して移植します。私達が事前準備をする意味で「根回し」という言葉を使いますが、移植の準備をするこの方法から来ています。

春前に移植を行うのは、春前の期間は寒い時期で樹木の成長も止まる時期です。この後気温が上がる春になり、水分が沢山ある梅雨を迎えます。この成長の時期に樹木は根を再び広げて元気を取り戻し成長します。この習性を利用して樹木の移植は冬〜春前に行われます。

松の剪定

庭の東端の松は建物本体とはぶつからないものの、屋根庇は少し樹木に掛かることが判っていました。建物本体の基礎コンクリートが出来上がり、木造骨組みが組み上がる上棟の前に、屋根庇の場所を出して、松を移植する必要がないことを確認しました。

建物が出来た後に松の葉の剪定を行い、松が建物に掛かっている状況を崩さないかたちを造っていただきました。

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