和風二世帯住宅の和室仏間仏壇再利用リビング壁面収納造作

既存住宅の造作部材を再利用する

昭和初期に建てられた和風木造住宅の建替えの既存建物には、客間広間の隣りに仏間(仏壇が壁面の中に造作されている部屋)がありました。欄間や障子、仏壇内部に立派な造作が施されていて、各部の造作は建替えられる住まいに移されて、再利用することになりました。

継続して再利用する各造作部材は、既存建物解体時に先立って丁寧に解体して保存されました。再利用する部分の解体は解体専門の方に依頼しないで、新たに造って下さる人に依頼して解体していただきました。

造作収納に組み込む

新たな和風木造住宅でもリビングの隣りに仏間が設けられ、壁面収納造作の一部に仏壇が組み込まれました。

仏壇造作は開き折戸の中に収められていて、普段は閉じられています。拝礼する際に折戸を開けると仏壇全体が現れます。仏壇の欄間彫刻と仏壇内部の造作が継続利用されました。

仏間はリビングと連続していて、必要なときに引戸で仕切れる様にして、自在に部屋を使い分けれるようにされました。

今回造られた新しい部分と既存造作を保存して継続して造り付けられた部分は、最初こそ経年の色の差がありますが、徐々に馴染んでいくと思われます。

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