二世帯住宅の勝手口の扉窓を工夫して風通しを良くする

勝手口の扉に窓を設けない

左右分離の二世帯住宅の間取りでは、子世帯部分(下記図面の左側)のキッチン水廻り室の直近に、駐車場にも近くなるように勝手口を設けました。勝手口は奥様の利用が多い場所で、日中に来訪される宅急便の配達などはこちらを利用することが考えられたため、インターフォンも取付けられました。

ただし防犯上の安全性も考慮し、勝手口の扉には小窓は設けずに、脇に別で窓を設けました。

明かりと風通しの確保

勝手口の扉の脇に窓を設けた理由は、勝手口自体の明かり取りと、風通しの確保でもありました。窓の外には面格子を付けて、窓を開放しておくことも考慮しました。

西日を遮る中間層

また、西側の子世帯の勝手口は西日をまともに受ける場所なので、直接リビングに外気温を伝えないためにも内側に扉を設けて、中間の空気断熱層になれるようにもしました。

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