自宅で仕事をする
横浜の外観も内装も和風の意匠にされた二世帯住宅の応接間では、床の間と書院が設けられました。
床の間のある応接間は、建て主様のお仕事の関係で来訪された方との打合せ場所として設けられた部屋です。
建て主様は一週間の半分をご自宅で業務を行う方です。
和室床の間書院で仕事をする
リビングにも仕事を行う造作を設けましたが、床の間に隣り合う「書院」も本来の使い方である「書き物をする所」として利用出来るようにしようということになりました。
床を掘り込んでデスクワークができるようにした
元来「書院」は「造り付けの机板の上で書物を読んだり書いたりするための書斎の役割」です。
ただし、古来のそのままですと、床の板の上に直接座り、机板の下も埋まっているので、椅子式に慣れた状態では使い難いと思い、机板の下を開放し、さらに床を掘り込んで足を入れられるようにして、椅子式の机で読み書きが出来る様にしました。
庭を見ながら仕事ができる
床を切り掘った部分に脚を入れて書院に座り、障子を開けると立派な松がある庭が目に入ります。庭を眺めながら仕事が出来るようになりました。
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二世帯住宅-設計実績説明-横浜の和風外観二世帯住宅〈和室のデザイン〉
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