賃貸事務所オフィスビルの工事契約と地鎮祭

工務店様をどうやって決めるか？

東京新橋の賃貸オフィスビルの計画では、複数の工務店様から工事見積金額を提出していただき、設計事務所として内容を査定・確認をした内容をまとめて、建て主様に報告しました。工務店様および現場代理人様の資質や工事期間に問題がないと判断できれば、金額の安価なところを選んでいただくことになりますが、金額が拮抗している場合は、建て主様にとってより安心できる工務店様はどなたか？　という判断が必要になります。設計事務所として確認した内容を整理して表にし、建て主様に決めていただいています。

• 工事見積金額
• 設計内容の理解度
• 現場代理人様の資質
• 工事期間の妥当性

様々な観点から比較検討しますが、今回は６社の工務店様から「(株)紅梅組」様が選ばれました。

工事請負契約で取り交わす書類

工務店様が決定すると直ぐに工事契約が建て主様と工務店様の間で結ばれます。工事請負契約書には、以下の書類が揃えられて契約書として綴じられます。

• 契約書表紙—工事代金と工事期間が明示されます
• 工事契約約款—万が一のことが起こったときの取り決めを記載した書類です
• 設計図面—工事内容が描かれた図面です
• 工事金額内訳明細書—工事代金の変更増減が行われた場合の資料です
• 建築申請確認済書—建築基準法に沿った設計であることの証明書です

地鎮祭

工事請負契約が結ばれ、工事が実際に着手する前に、工事の安全を祈願する催事が執り行われました。現地で行うことを地鎮祭と呼びますが、今回は氏神様神社「烏森神社」の境内で建て主様、工務店様、設計者が出席し、「安全祈願祭」が催されました。工事が本格的に始まります。

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