暗い印象の事務所オフィスを明るくする

千葉県の事務所建物の広い執務室空間で、事務所の雰囲気を刷新されたいご相談をいただきました。

事務所空間の印象とご希望

お客様の不満は事務所空間が「暗い」とお考えでした。どうにかして明るくしたいというご希望です。

暗い印象の原因

実際の執務空間としての照度は確保されているのも関わらず、暗いという印象は、

  • 周囲壁面に凸凹がある
  • 凸凹部分が影を作って暗い影を作っている
  • 様々な機器が天井や壁に取り付いていて雑然としている

という要素が「暗い」印象の原因ではないかと推察しました。

明るくする改修

そこで、改修する方針内容を決めて、改修設計図に反映させました。

  • 壁面の凸凹を可能な限り無くす
  • 天井や壁に付いている器具は取り替えて目立たなくする
  • 視線に入る天井面や壁面が明るく見えるように照明器具を設ける

人の明るさや広さに対する「印象」は様々で、自分がそうは思っていなくても、他の方の印象は異なります。現在の事務所の状況からシンプルな室内にするようにしました。

壁面の凸凹を可能な限り無くす

既存建物は以前にも改修工事を重ねたことで出来た出っ張りや、部分的に壁が後退している部分があり、出っ張りや引っ込みは「影」を生み出して、その影は黒く目に入ります。

そこで、

  • 出っ張っている壁は解体撤去して、それでも出っ張る部分は、出っ張る部分に合わせた位置に周囲の壁の位置を揃える
  • 壁が交代している部分は、塞ぐように壁を建て、扉を設けて凸凹をなくす

として、壁面の凸凹を無くしました。

天井や壁に付いている器具を取り替えて目立たなくする

天井に付いていた器具は一切撤去して、新たな器具を取り付けました。器具の種類も統一集約し、不必要な器具は省略しました。

視線に入る天井面や壁面が明るく見えるように照明器具を設ける

照明器具は、事務所全般を照らすものは線状の照明器具を間隔が同じになるようにして取り付け、少しでも天井が照らされる器具を選択しました。

また、壁面や柱型面に影が出ないように、天井埋め込みのダウンライト型ウォールウォッシャータイプの器具を設置して、壁や柱を照らしました。この照明により、周囲が明るくなり、暗い印象をなくせると考えました。

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