湘南大磯の住宅アトリエ改修リフォームの木造骨組みと窓明かり

大磯のアトリエ工房住宅で工房から住宅の使い方にするリフォーム改修工事が行われました。

工事は2024年に始まり2025年の年頭に完成しました。

屋根を支える骨組み

屋根を支える骨組みを「小屋組み」と呼んでします。この「小屋組み」の屋根下の部分が元々露出していました。

この露出した「小屋組み」をそのままにすることにしました。

「小屋組み」を頂点で支える棟木に登り梁が掛かって屋根の骨組み構成をそのまま見て楽しむことができます。

露出した「小屋組み」は天井下に現れます。単調な「白い箱」になりがちな部屋にリズムを与えてくれています。

絵画を描くための自然光を取り込む窓

屋根勾配面の高さを変えて、段差となった垂直外壁面に明かり取りの窓が設けられています。自然光の明かりを沢山取り込んで 自然光の下で絵画を描くための高窓です。

日中は常に部屋全体を均等に明るくし、照明要らずな高窓です。天井面、壁面を一様に明るくする照明器具の様な窓です。

階段吹抜けの明かり窓

階段吹抜けには沢山の窓が設けられました。

屋根直下にある高窓は吹抜け全体に陽射しを取り込んで吹抜け全体を明るくする窓で、頭上が暗くならない吹き抜けの高さを強調してくれる窓です。

階段途中にも明かり取りの窓があり、照明がなくとも日中は常に明るい広い印象を持てる吹抜け空間になれました。