木造注文住宅の屋根外壁床下断熱材と効果

巷では木造住宅の断熱の種類について様々な提供されています。

外断熱、内断熱と、あたかも何か特別な工法を行うことによって、特別な住まいの性能を提供できるかのごとく宣伝していることがありますが、断熱材は、建物の構造骨組み、建物に防火性能によって、選択の余地が無いほどです。

建物に対する防火性能はほとんどの場所で求められる関係から、木造における「外断熱工法」は不可能に近い状況です。

断熱材は一部の材料を除いて火に弱く 可燃性のある材料になります。それを建物の外側に貼ったり設置するのは、容易に建物が着火することになってしまいますので、注意が必要です。

そこで木造の住宅では、内断熱工法(建物の屋根・壁・床 の 内側に断熱材を施す)ことがほとんどです。

断熱材の種類にも沢山ありますが、代表的なものは、

  • グラスウール断熱材(お布団のような綿状のもの)
  • 発泡ウレタン断熱材(所謂発泡スチロール)

です。

お値段はグラスウールの方が安価です。

が、北島建築設計事務所では、発泡ウレタンをお薦めしています。その理由は、

  • 発泡ウレタンは経年による形状変更がほとんどない。グラスウールは湿気により重くなり下部に落ち込んでしまい 断熱効果が無くなったことを多数確認している。
  • 発泡ウレタンは木造骨組みの細かい部分にまで入り込むので、機密性も高い。

ただし、どうしても費用としてグラスウールを選ばなくてはならない現実もあります。その時はグラスウールは必ず袋詰めにして、その袋を木造骨組みや木パネルに金物で固定して グラスウールが変形したり移動したりしないようにしていただいています。

住まいの建て替えのご相談をいただいた東京文京区の注文住宅では、屋根外壁の内側に発泡ウレタン材を吹き付けられました。

 

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