3階建RC造共同住宅賃貸マンションの内装インテリアデザイン素材選び設計

神奈川県川崎市で計画設計された共同住宅(賃貸マンション)の内装インテリア材料選びのお手伝いをさせていただきました。

大家さんの方針をまとめる

大家さんとのデザイン検討を進める際は、はじめに大家さんのお考え・お好みを知ることから始まります。

大家さんも明確なお好みを持っている訳ではなく、おぼろげにイメージを持っている場合もあるので、「どんなお好みでしょうか?」と聞き進むのではなく、実際のサンプルを持参したり、これまでの実例写真を持参して、どのように定めていとたかなどをお話しさせていただきます。

すると大家さんは抱いておられたイメージを部分からお話し始めてくださいました。

そのイメージを頼りに (きっかけに)、隣り合う材料の候補を提案して行きます。

階ごとのインテリア方針

大家さんからいただいたイメージは、扉のイメージでした。

  • 3階に分かれるフロア毎にデザインを変える
  • 扉について、階ごとに色調を変えたい

と言うご要望がありました。

そこでまずは大家さんのお好みの扉の色長を選んでいただくことにしました。

各階は間取りプランの構成が違うので、入居される方の家族構成も異なります。そちらも踏まえて扉の色が選ばれて、その扉の色調をもとに、壁や床の材料の色調を整えました。

1階

若い家族向けの間取りプラン (1LDK) ということもあり、少し尖った感覚の濃い茶色の木目の扉が選ばれて、同時に濃紺の対面型キッチン台と壁の水色のアクセント壁面の組み合わせが選ばれました。

2階

若い家族向けの間取りプラン (1LDK) でも、少し柔らかなイメージで、扉は優しい茶色の木目の扉が選ばれて、えんじ色の対面型キッチン台と壁のアクセントにはクリーム色の壁紙が貼られました。

3階

1ルームタイプで部屋を広く感じていただくために、水色の扉と白の壁面付きのキッチン台と壁のアクセントは濃紺の壁紙が選ばれました。

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