賃貸アパートマンション収益物件入居者の満足

アパートやマンションなどの賃貸収益物件を建てて、満室を常に維持するには、需要過多のこれからの時代では、入居者さんの満足を考えることが大事な要因であると考えています。

入居希望者さんが空室物件を探す方法

賃貸物件の探し方はインターネットの普及と不動産サイトの充実によって、無料で、現地物件に行くこともなく、簡単に検索して、物件を選べるようになりました。不動産会社店舗窓口担当者さんのお薦め情報などによる物件選定はほぼ無くなったと言っても過言ではありません。

ネット検索で選ぶ基準は、

  • 最寄り駅
  • 駅からの距離
  • 築年数
  • 構造
  • 共有設備
  • 占有面積
  • 間取り
  • 設備
  • 家賃
  • 礼金/敷金
  • 共益費

が表示されて、携帯電話で見れてしまいます。

これらの基準をもとにして一件ずつ確認するわけではなく、探している人の条件を入力して見合った物件だけが表示される仕組みになっています。

すなわち、物件が選ばれるには入居しようとしている人の希望条件に沿わないと、はじめの検索で落とされるわけです。

入居希望者さんが入居を決める理由

検索された結果、表示された物件の中で初めて各物件の内容の確認が始まります。

一番の注目点は、面積と家賃でしょう。物件が絞り込まれれば現地物件を見に行くかと思われます。

内見をすると入居者さん本人の好みで判断されることになります。条件が一緒なら、見た目の綺麗さ、新しさに惹かれてしまうかもしれません。

そのときに、築年数やリフォームやメンテナンスの度合い以外の何かで選ばれる要素があれば、それは満室を維持する強みになります。

北島建築設計事務所では、大家さんのご希望や予算が許される範囲で、周囲同種物件との「差別化」を提案しています。

  • ロフト付きの吹抜けリビング空間
  • 自由に使えるシンプルな間取り
  • トイレと風呂の水回り室の分離

アパートロフト吹抜リビング

ロフト付きの吹抜けリビング空間

各階にロフト空間(天井高さ1.4m)があり、リビングダイニングの天井高さが4m弱になります。広さ面積に高さを加えて豊かさを演出しています。この容積の感覚は日常であまり味わえないもので、非常に人気が高い物件になれます。

 ▶︎ 関連解説記事 →「ロフト吹抜リビングで空室対策」

自由に使えるシンプルな間取り

若年層の傾向として、家具を沢山持たない方が多いです。例え持っていても家具自体が安価に手に入れられるようになったので、自分で好きに部屋のレイアウトが出来る方が好まれる傾向にあります。そのために出来るかぎり整形のシンプルな間取りにして、使い易さが伝わる間取りにしています。

 ▶︎ 関連解説記事 →「シンプルデザインのワンルーム内装収納」

トイレと風呂の水回り室の分離

風呂とトイレと洗面がひとつになったユニットが流行しましたが、現在では敬遠される傾向になります。そこでトイレは独立させています。

 ▶︎ 関連解説記事 →「変形地に木造3階建て賃貸アパート満室のこだわりの間取り」

長い入居の理由

入居者さんが満足して、長い間入居を続ける理由は、場所的理由を除くと、

  • 家賃が安い、もしくは真っ当であること
  • 家賃と比べて部屋の面積が広いこと、部屋の容積が大きいこと
  • 他には見当たらない特徴ある住戸であること

が上げられます。

リビングダイニングの面積を狭くしても住戸を増やしたり、とりあえず「有れば良い」感覚で盛り込む水廻り設備が選ばれなくなっていることを理解して、入居者の満足に沿うことが満室を維持できる結果につながっていると考えています。

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