高級商品を選ぶための内装インテリアデザイン@登山靴店

高額商品を納得して選ぶ設え

神田神保町の登山靴店「さかいやスポーツシューズ館」の拡張移転内装工事で、登山靴は自らの命も守ることになるアイテムで高額な商品であるために納得するまで吟味して選んで頂くために、いくつかの工夫が考え出されました。

広い面積を確保

一般的な靴の販売店舗は、商品陳列棚と同じ奥行き程度のお客様が商品を見回る「通路」があり、棚の端の通路に椅子が置かれてあり、そこに座って靴を履いてサイズを試すのが一般的です。

今回は商品陳列棚の前面には広い「広場」を設けました。広場の中央にどの方向からも座れる円形のソファを置いています。お客様は選んだ靴をソファまで運び、靴の履き心地を試します。履き心地を試すとき、単に選んだ靴が自分の足に合っているかを感じるだけでなく、実際に歩き回ってみて靴の調子を試すことで、自分の足に合った靴を探し出せるようにしました。

そのためには「通路」でなく「広場」が必要でした。

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大きな丸いソファと厚いじゅうたん

お客様が納得いくまで商品を吟味して、購入していただくためには、販売員による細かな説明と、沢山の靴の試着と、リラックスした豊かな空間が必要とさかいやスポーツ様は考えました。

試着する靴は、一定の範囲の商品とは限らず、店舗全体から販売員が運んで来ることも稀ではないので、どちらの方向からも座れる丸いソファになりました。

ソファ自体は靴を履き替えることを考慮し、硬めの弾力のソファにしました。

広い広場の床は、毛の長い厚いじゅうたんが採用されました。販売店舗の床は、清潔さの維持も考慮するとツルツルの床が採用されることが多いのですが、高級感を打ち出すためにフカフカのじゅうたんが選ばれました。柔らかいじゅうたんは、店舗にとって新品の試着靴が傷付かないための対策でもありました。

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