満室を続ける流行りすたりのないアパートマンション収益物件

収益物件の寿命は、長ければそれに越したことはありません。30年、出来れば40年、50年と家賃収益を確実に生んでくれる物件として価値を維持することが求められます。

アパート外観デザイン

北島建築設計事務所では収益物件の設計を、時代の流行に左右されないで収益が維持できる物件になることを目指しています。

  • 需要に順応する間取り
  • メンテナンスフリーの外装材料
  • 価値の下がらない外観デザイン

需要がある間取りを追求する

物件が建つ敷地の特性を良く理解して、各住戸の広さや間取りを検討します。

  • 賃貸物件に住まわれている周囲住民の方々の特性(勤務地域や家族構成)
  • 最寄り駅からの距離
  • 人気のある間取り
  • 空室の目立つ間取り

などを調べます。

そして土地における需要が高い間取りを絞り込みます。

需要が分散していたり、絞り込めない場合は、住戸の間取りの種類を増やしたり、将来に模様替えが出来る構成にしておくことも検討します。

また、入居者には住戸の広さが選ぶ決め手になりますが、リビングなどの天井高さを高くして、容積を豊かにして選ばれる物件になれるよう、工夫を行なっています。

 ▶︎ 関連解説記事 →「ロフト吹抜リビングで空室対策」

メンテナンスフリーの外装材料を選ぶ

屋根や外壁、設備や内装は適宜、更新改修リフォームが必要です。建物の価値を下げないようなや費用対効果のバランスが取れた中で実施されます。タイミングを間違えると建物の見た目の印象が一気に落ち込むので、慎重に実施しなければなりません。

 ▶︎ 関連解説記事 →「マンション改修リフォーム工事」

しかし改修リフォームの金額は安いものではなく、大家さんとしては出来るなら避けたい工事です。

収益物件の外装材料は、外観デザインと連動して、出来る限り改修やメンテナンスを不要とする材料を採用しています。

 ▶︎ 関連解説記事 →「メンテナンスフリーの屋根外壁設計ー品川ロフト付木造アパート」

建物を汚したり古くさせる原因は、日射、気温湿度の上下、風とホコリ、そして雨水です。特に雨水の処理には充分な配慮と対策が必要です。

耐久性の高い材料を採用することも大事ですが、雨水を短時間に処理して乾燥状態を保てる外装の形や、工事のし易い形にすることで、雨水が内部に進入しないように複雑な形にしないことも、メンテナンスフリーを実現する大事な要素です。

価値の下がらない外観にデザインする

巷でよく見受けられる年月の経ったことが感じられる物件に、高い家賃を払って入居したいと思う人がいるでしょうか?

同額の家賃なら、新しい印象のより広い物件に入居したいと思うのは当り前です。そのような残念な物件は、その見た目である外観デザインについて、工事者の都合による、よく考えられていない物件であることは明らかです。

もし新築時、流行に左右されない普遍的なデザイン意匠で設計されていたなら、時代を超えても価値が下がらず、家賃も下がらず、入居率も維持出来たと思われます。

北島建築設計事務所では収益物件の設計デザインを、流行に左右されない時代を越えて価値を維持できる建物になれるようにしています。デザインを収斂していくとシンプルな形となっていきます。

 ▶︎ 関連解説記事 →「路地状敷地アパート外観デザイン」

デザインをシンプルにする方法は、建物として雨水が入り込む弱点が無くなることからも、メンテナンスが必要でなくなることにつながります。

  • シンプルで流行に左右されないデザイン
  • 造り易く傷み難い形
  • 耐久性の高い材料

の設計を行って価値の下がらない収益物件を実現しています。

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