賃貸アパートマンション収益建物の外装内装設備仕様グレード

バランスの取れた収益物件の設計仕様

賃貸物件建物の設計仕様グレードは慎重に定める必要があります。

建物の構造や材料、水廻り設備の設計仕様グレードを高めれば、その費用はほぼ比例して高額になります。

しかし設計仕様グレードを高めたからといって、家賃や入居率が比例して高まるとは限りません。

そこで大家さんの視点に立って、かつ同時に入居者さんの視点にも立って、掛ける費用とその効果の内容をしっかり吟味して設定しないと、双方の満足は得られません。

大家さんの視点

  • 建物の建設工事費が安いこと
  • 建物の寿命が長いこと
  • 建物のメンテナンスの回数や費用が少ないこと
  • 家賃が高いまま下がらないこと
  • いつも満室なこと

入居者さんの視点

  • 駅から近く、便利な場所にあること
  • 周辺に物販店や病院などの生活施設があること
  • 建物が新しいこと
  • 陽当たりがよいこと
  • 自動車や自転車の置き場があること
  • 防犯設備が整っていること
  • 建物の耐震性が高いこと
  • 部屋が広いこと
  • 収納が多いこと
  • 内装が綺麗なこと
  • 設備が豊富で新しいこと

求められる設備

  • オートロック
  • 宅配便ボックス
  • 自転車置き場
  • 防犯設備・窓のシャッター
  • バス・トイレ別
  • バス乾燥機
  • インターネット接続環境
  • バルコニー
  • ロフト

などでしょうか?

総合的判断

大家さんの視点と、入居者さんの視点とは、全く違うことを認識しなければなりません。当たり前と言えば当たり前ですが、真っ向から相い対するので、建設工事費、銀行融資返済額、家賃収入額、そして入居率で、総合的に判断されるものです。

設計事務所の強み

そこで設計事務所が皆様の満足につながる出来ることは、いかにシンプルにかつ流行に左右されないデザインで、コストを抑えてロフトなどを設けて最大限専有面積を増やした特徴ある賃貸物件を設計することです。

形を単純にシンプルにすることで建設工事費は抑えられて 耐震性も上がります。メンテナンスも容易になり寿命も長くなるでしょう。

ロフト吹抜高天井のリビング空間や流行に左右されないデザインすることで、他の周囲の物件との差別化を計り、家賃の下落を抑制し、入居率を上げる効果を生み出しています。

これは、賃貸アパート物件建物を企画設計する際に、規格寸法や規格商品の組み合わせのみで対応するハウスメーカー様や利益を重要視する工務店様では、困難な企画と設計です。

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北島建築設計事務所の実績解説をご覧いただき、誠にありがとうございます。北島俊嗣の30年を越える設計業務経験に基づいた設計実績解説は、お客様の家づくりや建物のお悩みの解決にお役に立てたでしょうか。


設計業務で蓄積させていただいた、間取りプランの作成・確実な法的届出・工事予算抑制の工夫・防音や断熱の技術・空調や照明の知識 などを存分に利用していただくことで、お困りの課題を解決して、予算の範囲で〈長く満室を確保する賃貸アパートマンション〉を実現して下さい。


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