大学キャンパス体育館プール施設の車椅子利用エレベーター多目的トイレ引戸

東京世田谷の大学校内に屋内プールと体育館が併設する「スポーツ棟」の設計監理を古橋建築事務所様が行い、そちらの意匠設計と工事監理を担当させていただきました。

車椅子利用の方でもスムーズに利用出来る施設

沢山の方々が利用する建物施設では、公的施設もしくは私的施設にかかわらず、誰もが手助けが無くても支障なく施設を利用出来ることを目的として、建物施設を整備するよう義務付けられています。(「バリアフリー法」をはじめとする法令)

東京都世田谷区では区が制定する「ユニバーサル条例」によって、建物の用途と規模に分類されて整備する箇所と内容が定められています。

今回は私立大学の「学校施設」という分類で施設整備基準が定められていました。

段差の無い床

施設整備の前提として、床は段差のないように整備するように方針付けられています。

それは足元が不自由な方や高齢者、そして車椅子を利用される方々を対象としています。

車椅子を利用される方の動作は、健常者の方との動作とは異なり、各箇所で支障なく施設を利用し通行出来る配慮がされています。

配慮の中で、計画のはじめからスペースなどを確保すべき箇所は、

  • 段差を解消する傾斜路スロープ
  • 上下階を結ぶエレベーター
  • 広いトイレ
  • 車椅子で開閉できる引き戸

が上げられます。

引き戸

玄関扉や各部屋への出入りする際には、ほとんどの箇所に扉が付いています。

車椅子の方が行き来する場所については、可能な限り引き戸を取り付けるように定められています。開き戸(回転しながら開閉する扉)は車椅子を利用しながら開閉することが困難なためです。

玄関扉(自動両引き戸)

自動扉巻き込み防止手摺

エレベーター扉

エレベーター出入口

トイレ引き戸

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