既存寿司飲食店舗材料の再利用ー東京白山和風寿司店舗

ガラス冷蔵ケースのないカウンター

東京都文京区白山上の寿司飲食店舗の内装設計で、寿司カウンターは食材ガラス冷蔵ケースがないかたちとなっていて、ご主人の板前さばきを座ったまま、立ち上がって覗き込むことなく見ることが出来ます。

出される料理や寿司を食べて味わうだけでなく、頂く前のご主人板前の包丁さばきと所作を楽しむことができるようにしました。

冷蔵ガラスケースがあると、どうしても板前さばきが見えなくなります。冷蔵ケースの代わりには、氷が入れられて、冷蔵庫にも入る、ガラスの蓋がついている木箱を用意し、それにネタを入れてお客様に見ていただくようにしました。

既存店舗カウンター材の再利用

カウンターの板材は、旧既存店で使われていた白木の無垢材を継続利用しています。

既存店舗解体時に慎重に解体取り出して、工事まで保管をお願いしました。お陰で永年旧店舗で使われたカウンター板材も、新品白木のように再処理されて、新たな店舗でお客様のお料理をお出しする場となりました。