大学体育館プール建物のエントランスホール中間領域空間デザイン

東京世田谷の大学キャンパス内で地上6階の「教室棟」と地下プール+地上体育館の「スポーツ棟」を建て替える計画を、「古橋建築事務所」様が設計・監理され、「スポーツ棟」の意匠設計+工事監理 を 担当をさせていただきました。

教室棟とスポーツ棟に挟まれた広場

こちらのキャンパスに計画される建物は、学生が座って講義を受ける教室が並ぶ「教室棟」と、プールと体育館が上下に重ねられた「スポーツ棟」の2つで、離れて建ち、建物と建物とで挟まれた部分は広場となり、キャンパスの入り口ゲートに直結しています。

広場を覆う大庇

広場には「スポーツ棟]」の屋根が深く伸びて大庇となってこちらを包み込むような形になっています。

入り口ゲートから入場した方々を迎え入れる広場空間になっています。

大庇の広場と一体化したエントランスホール

大庇したの広場に「スポーツ棟]」のエントランスホール は面していて、エントランスホール は広場と一体になっているように設計されました。

床:外部の床がタイル、エントランスまで入り込む

広場の床は広くタイルで舗装されていて、このタイルが「スポーツ棟」のエントランスホールと「教室棟」のエントランスホール に入り込んでいて、2つの建物は床材でもつながり、広場がエントランスホール に入り込む表現がなされています。

壁:広がりのあるデザイン

エントランスホールは奥行きよりも、左右の幅を最大限伸ばして広場と一体化させ、エントランスホールが半外部のような中間領域になるようになっています。

壁面はさらに内部の体育館の壁面と同じ天然木材の仕上げ材を採用して、左右への広がりを強調するように表現されています。

外部と内部がつながる中間領域空間として、外部(床タイル)と内部(体育館壁)の仕上げ材が入り組んで混ざったインテリアデザインになっています。

天井:左右に伸びる空間を強調+間接照明

天井も壁面同様に左右に広がりを見せれるように浮いている天井のように見せて、ガラス面と奥の壁面から離しています。

この効果を強調するように壁面との間には間接照明を仕込んで、天井が浮いているような演出を採用しています。

扉の表現

壁面に取り付いている開口部の扉はいくつか有ります。

しかし施設を利用する方々が使用する扉は、エレベーターに乗り降りする扉と、階段へ続く開口部だけです。

ここはその存在を分かり易くするために黒色の扉および枠を設けています。

反対に施設を利用する方々が普段使用しない扉は、その存在を隠すように扉や枠は隠した扉にしています。

掲示板

学生さん達への告知や伝言・宣伝のための用紙やチラシ、ポスターは多く利用されます。それらをまとめて掲示する場所を設けています。

体育館へ入る場所に靴脱場があり、その左右の袖壁に、用紙を画鋲で差し止めれる場所を設けました。黒色の「掲示ボード(ブルテンボード)」を貼っています。

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