歯科医院スケルトンリフォームの内側断熱改修設計工事

代替わりの内装を全面改装

東京 成城の「山口歯科医院」様の改装リフォームの設計工事では、休院しないで行う方法を求められました。

  • 他の賃貸場所に医院内装を新たに設えて移転する
  • 既存建物内の住居部分に診察室を移して仮診療所として既存医院を改装して、診療所を戻す

という方針の中から選ぶことになりました。

比較検討の結果、既存住居に仮診療所を設けて既存医院を改装する方針が選ばれました。

スケルトンにするから出来る改修

改装リフォーム工事で、内装材を全て撤去する=スケルトン状態にすることで、可能になる工事があります。

  • 耐震補強工事
  • 断熱補充工事
  • 床下配管取り替え工事

が、行えます。

 ▶︎ 関連記事「スケルトン改装リフォーム工事を行う既存木造医院内装解体」

山口歯科医院様は今回、上記全てを行なって医院の室内環境を刷新 向上させることにされました。

解体すると分かること

仮診療所への移転引越しが済むと、工事が始まり、内装材が解体され撤去されました。

内装材が除去されて木造骨組みスケルトン状態になると、それまで壁や床下に隠れていた、

  • 構造骨組みの状態
  • 断熱材の劣化状況
  • 電気配線の系統
  • 給水排水管の配管ルート
  • 雨漏りの痕跡
  • 白蟻の木造被害の有無
  • 害獣の侵入

などが分かります。

内断熱工事

内装材が除去されて既存の断熱材の状況が分かり、当初の想定通り、劣化した既存断熱材を除去して、新たな断熱材が設置されました。

  • 床はスチレンフォーム(板状の断熱材)を土台の間に敷き込み
  • 壁は発泡ウレタンを吹き付け

を行って、断熱性能を向上させました。


床断熱材 (スチレンフォーム) の敷き込み


外壁面の吹付け発泡ウレタン断熱材

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