マンションリフォームリノベーション工事費用価格を安くする

中古マンンション+リフォームを安くする方法

武蔵小杉の中古マンションを購入して若い夫婦の生活に合わせたフルリフォームをする設計では、希望の内容に対して用意出来る予算費用が足りないことは当初より判っていました。そこで、予算は足らなくとも夫婦の満足のいくリフォームとして新たな生活を始めて頂くために、順を追ってリフォーム設計を進めました。

(1)ご希望の内容を全て設計して、設計図を作成する

設計させて頂いた内容が全て工事が成されるかどうかは別として、ご希望の内容は全て設計図を作成しました。その設計内容は図面だけでは夫婦にとって理解するのが困難なので、立体完成予想図(パース)を作成して理解を得るようにしました。

(2)工事金額見積を各部位ごとに算出してもらう

設計図に基づいて工務店様に工事金額の見積をお願いするときに、各部位ごとに見積金額が判るように依頼しました。

(a)LDK床壁天井の仕上材のやりかえ
(b)各室ごとの床壁天井の仕上材のやりかえ
(c)扉の取替え
(d)トイレ器具の取替え
(e)風呂の取替え
(f)キッチンの取替え
(g)壁面収納造作
(h)リビング間仕切

工事金額の見積は、一般的には工務店の都合で工事種別で見積をされるのが普通で、特別に依頼をして部屋ごと部位ごとでお願いしました。

上記の設計内容で(a)LDK床壁天井、(b)各室の床壁天井 の、壁の仕上材が例えばビニールクロス貼り仕上で同じだった場合、工務店様の見積は通常(a)LDKと(b)各室の壁の面積と合算されて表記されます。

しかし今回は、(a)LDKの壁面の金額、(b)各室の壁面の金額をあえてそれぞれ分けて表記してもらいます。

そこで見積金額合計(B)が提出されました。しかし夫婦の予算(A)と較べると、

(A) < (B) でしたので、

工事は全て依頼が出来ません。どうするか?

(3)見積金額内容で工事をするべき優先順位を決めます

新しい生活を始めるにあたり、必要な工事=後に出来ない工事と、後でも工事が出来て今回は見送りが出来る工事に分けてその優先順位を付けました。

(4)予算に合わせて工事範囲を選ぶ

最終的に、(a)~(h)の内容に優先順位を付けて、かつ予算(A)の範囲に収まるように工事範囲を選びました。予算に合わせて選ばれたのは(a)~(f)で、(g)(h)は予算に収まらず今回工事は見送られました。この(g)(h)は設計図もあり見積金額も頂いているので、将来予算が確保出来たときにいつでも工事が依頼出来ます。このようにして夫婦の希望は全て設計図を作成しながらも予算の範囲で納得したリフォーム工事の依頼が出来るようになりました。

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