歩道橋エレベーターEVシャフト建屋の汚れにくい外壁のための凹凸断面のセメント板

横断歩道橋に付くエレベーターシャフト建屋(国道1号線の不動坂交差点)の設計をお手伝いさせていただきました。

外壁は押出し成形セメント板

エレベーターを上下させるための支えの骨組みを鉄骨造で建てて、その周りに板を貼って、エレベーターに雨水がかからないようにするために、建屋の耐久性と防水性を考慮して工場で製品化される押出し成形セメント板が採用されました。

不動坂歩道橋EV建屋シャフト

凹凸断面板

押出し成形セメント板はその表面が平滑なものから凸凹のものまで 様々な断面形状があります。

今回の不動坂交差点は 車両の交通量が多いので、粉塵や排気ガスが多量に舞い、建屋が汚れやすい状況であると判断されたために、汚れが目立たない外壁になることが求められました。

様々に汚れが付かないための対策が工夫されて施されました。

 ▶︎▶︎ 雨水を外壁から離す付け庇を付ける  ▶︎▶︎関連解説記事

しかし付着する汚れを全く無しにすることは出来ないと予想しました。そこで付着した汚れを少しでも目立たないようにするために、セメント板の種類の中で、表面が凸凹しているセメント版が選ばれました。

凸凹しているために、雨水の落水が (風の影響を受けないで) 垂直に落ち、陰影ができることで汚れが目立たなくなるためです。

表面塗装材・外壁耐候性塗料

押出し成形セメント板の表面には、耐候性と塗料の長寿命を考慮して、フッ素樹脂塗料が選ばれて現地にて塗装されました。この塗料は10年を目処に再塗装するなどの修繕が必要と予想されています。

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