歩道橋エレベーターEVシャフト建屋を故障の起きにくくする工夫設計

国道1号線の不動坂交差点に架けられる歩道橋に付くエレベーターシャフト建屋の設計をお手伝いさせていただきました。

エレベーターシャフト建屋の骨積みと外装

建屋の形状は、エレベーターの支えに必要な骨組みと全体重量の軽減と現地の工事期間の短縮を実現するために、鉄骨骨組み+屋根外壁板 の仕組みが選ばれました。

鉄筋コンクリート造でも出来ますが、全体重量が重くなることと、現地工事期間が長くなるため、鉄骨骨組み+屋根外壁板 が選ばれました。

単純な直方体

エレベーター建屋の形状は、

  • 雨水の浸入
  • 砂塵の固定付着

を防止するために単純な直方体になりました。

部分的な出っ張りや引込みは 雨水浸入や砂塵付着の原因となりやすいからです。

エレベーターの窓

また都市部にあるエレベーター建屋には、内部の様子が伺えるガラス窓が設置されているものがあります。

実際には、維持管理に費用がかかることと、内側のエレベーターの上下のみしか様子が見れないことが指摘されました。さらに上記の出っ込み 引っ込みも含めて検討されて、結果 不要と判断されました。

不動坂歩道橋EV建屋シャフト

結果、非常に単純な直方体となり、屋根庇に薄い金属版が付け足される形状になりました。

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