横浜戸塚の不動坂交差点に新たに歩道橋が架けられることになりました。身体が不自由でも歩道橋を利用出来るように、歩道橋に上がり下がり出来るエレベーターが設置されました。
エレベーターシャフト建屋の設計をお手伝いさせていただきました。
車椅子が利用出来るエレベーター
車椅子で利用される方が不自由なく利用出来るように、横浜市は「福祉のまちづくり条例」を定めていて、こちらのの整備基準に従ってエレベーターは設計されました。出入り口幅や、カゴの寸法については、車椅子を利用されている方の利便性が重視されています。
この条例基準には、
- 段差の無い床
- 出入り口扉の幅(80センチ以上)
- カゴの寸法(140センチ角以上)
- 押ボタン
- 手すり
- 鏡
などについて詳細に整備基準が定められていて、基準に沿って設計整備されました。
自転車も乗れるエレベーター
歩道橋に上がり下がりする場合にはスロープを利用しますが、自転車で往来する方々の利便性を加工するために、エレベーターに自転車も乗れるようにされました。
自転車利用者が自転車を乗せたまま乗れるエレベーターとするために、エレベーターの乗り場のカゴ寸法は、幅140センチ × 奥行き200センチ となりました。
また、カゴの中では自転車は回転できないため、カゴには片方から入り反対側に進んで出る形式になりました。
関連解説記事リンク—バリアフリーユニバーサルデザイン福祉まちづくり条例
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関連解説記事リンク—エレベータ昇降機—
公共施設-設計実績説明-横浜戸塚不動坂「歩道橋エレベーターシャフト」
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