医院クリニックのウイルス感染症拡大防止対策のリモートオンライン相談個室ブース

2020年初頭から蔓延した新型コロナウィルスの感染症拡大は、人々の行動様式を変えて、自宅で仕事をするというリモートワークを余儀なくしました。

人と人とが対面して診療相談を行う心療内科でも、コロナ収束の後にはオンライン相談の診療方針を取らざるを得ないことを名古屋の「平安通クリニック」様の大村医師先生は感じて、感染症拡大防止対策のひとつとしてオンライン診療相談用個室ブースを設けられました。

来院しないで出来る診療

医師先生はウィルスによって変わった人々の気持ちを察して、クリニックに来なくとも心療内科の診察が受けられる仕組みを考えておられ、そのひとつとしてリモート会議のような形式で診療が出来るような部屋を設けることを考えられました。

プライベートな内容を大事にするためのリモート相談個別ブース

患者さんと話す内容は患者さんにとっては他の誰かに聞かれるのは困ります。そこでクリニックにいる医師もしくはスタッフ1人のみが対応するリモート診療を行う場所、個別ブースを設けることにされました。

1人が部屋に入りパソコンが置かれているデスクの前に座って、パソコンに映し出される患者さんと診療会話を交わします。会話は外に聞こえないように防音の間仕切り壁と扉になっています。

コロナウィルス感染を恐れる気持ちを汲み取って患者さんの気持ちに寄り添った医師先生の対策です。